ご依頼のきっかけ・ご提案
雨漏りが発生しているとのことでお問い合わせをいただきました。
瓦をご使用されているお住まいでしたが、以前住まわれた建売の住宅ではお隣の家で瓦が落下されていたとのことで、瓦の重さと落下した時の危険性も危惧されておられました。
軽量な屋根材の「タフワイド」への葺き替えをご提案させていただだきました。
施工前

瓦屋根をご使用になられており、築28年が経過していました。
すでに雨漏りが発生していましたので、「葺き替え工事」で瓦を撤去したうえで、新しく屋根材を設置していきます。
施工中
既存瓦の撤去

まずは古い屋根材を撤去します。
瓦を撤去すると、葺き土がでてきました。
こちらは粘土質の土で、瓦の下に大量に敷き詰めて瓦を固定しています。
以前はその重さが、地震や強風による瓦のズレを防ぎ住宅を安定させるとして多くの住宅で使用されていました。
しかし、関東では1923年の関東大震災、関西では1995年の阪神・淡路大震災で屋根瓦落下の大量被害があったことから、急速に減少していき、現在では桟木を敷き、そこに瓦を引っ掛ける「引掛桟工法」を採用する住宅が増加しました。
野地板・防水シート設置

新しい土台の野地板を設置し、その上から防水シートを設置します。
屋根葺き<タフワイド>

新しい屋根材「タフワイド」を設置します。
こちらは月星商事株式会社が製造、販売しているガルバリウム鋼板でできた屋根材です。
非常に軽量で、瓦と比べても10分の1ほどの重さしかありません。
また、屋根材一つの面積が大きく、4枚で一坪ほどで、加工がしやすいため、工期を短くすることができます。
▷参考記事:屋根材「MSタフワイド」の特徴は?メリット・デメリットや費用相場などを解説
施工後

これにて完工です。
軽量で、落下の心配のない屋根ですので、安心して暮らしていただけます。
▷参考記事:屋根の軽量化は何故必要?行政が推進する理由とは
担当者のコメント
このたびは「川崎市屋根修理マイスター」へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
築28年が過ぎており、すでに雨漏りが発生している状態でしたので、葺き替えでの屋根修理をご提案させていただきました。
瓦屋根の重量と落下を特にご心配されていたため、とても軽量な「タフワイド」を設置させていただいています。
10年から15年に1度塗装をおこなうなどのメンテナンスを適切におこなうことで、25年から35年ほどの耐用年数が期待でき、コストパフォーマンスにも優れた屋根材です。
川崎市で屋根修理をご検討でしたら「川崎市屋根修理マイスター」までお気軽にご相談ください。
▷参考記事:ガルバリウム鋼板ってどんな屋根材?特徴やメリット・デメリットを徹底解説





































