ご依頼のきっかけ・ご提案
建売物件で、もともとご両親が住まわれていましたが、ご子息様が引き継がれた際に、「古い家なのでメンテナンスをしておきたい」とのご依頼をいただきました。
実際に現場で確認させていただくと、色あせが激しく、汚れなども目立っている状態でしたので、古い屋根はそのままで、上から新しい屋根材を設置する「カバー工法」で屋根修理をさせていただきました。
屋根材は「タフワイド」を使用しています。
施工前

築22年ということで、全体的に色褪せており、藻や苔なども見られます。
こちらで使用されているコロニアルの屋根材は塗膜により防水性能を持たせていますが、塗膜が剥がれてくると、水分を吸収しやすくなり、湿気がこもっていきます。
特に北側など日当たりのよくない場所では、その湿気から苔が発生しやすく、また、苔が生えた部分はさらに水はけが悪くなるため、より苔が広がっていくことになります。

こちらは下屋根ですが、すでに全体的に色あせしており、もとの色味はほとんど残っていません。
転々とカビが発生しており、汚れた印象を与えています。
▷参考記事:築20年の屋根で見逃されがちな劣化症状とは?点検の目安を解説
施工中
防水シート設置

今回させていただく「カバー工法」ではもとの屋根材は取り外さず、その上から新しい防水シート、屋根材を設置させていただきます。
まずは防水シートを設置します。
屋根葺き<タフワイド>

防水シートの上から新しい屋根材「タフワイド」を設置します。
タフワイドは軽量で耐久性に定評のあるガルバリウム鋼板の屋根材です。
価格も抑えらているため「今回のメンテナンスは予算重視でおこないたい」という方にも大変人気となっています。
▷参考記事:屋根材「MSタフワイド」の特徴は?メリット・デメリットや費用相場などを解説
施工後
これにて完工です。
大きな屋根でしたので、屋根を変えるだけでも住宅の雰囲気が大きく変わったのではないでしょうか。
担当者のコメント
このたびは「川崎市屋根修理マイスター」へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
屋根が劣化しているとのことで、新しい屋根材「タフワイド」を既存屋根の上から設置させていただきました。
ご使用になられていたコロニアルの屋根材には苔や藻が大量に繁殖している状態でしたが、これらが繁殖しているということは、その部分が水分を吸収しやすくなっているということです。
すでに劣化が進んでいるので、苔や藻が発見されましたら、広がり、いずれ雨漏りの原因となりかねません。
コロニアルの屋根で、色あせをしている、苔や藻が繁殖している、などの劣化症状を発見したときは、ぜひ早めの点検をご検討ください。
屋根に関してご心配ごと、お困りごとがありましたら、 お気軽に「川崎市屋根修理マイスター」へご相談お待ちしております。
▷参考記事:化粧スレート(カラーベスト・コロニアル)の葺き替え時期は?


















































