ご依頼のきっかけ・ご提案
バス通りに面したお住まいで、交通量も多く、その振動の影響で屋根の頂上部に設置されている棟板金のビスが浮いてしまっていました。
今までに一度塗装によるメンテナンスはされていたそうなのですが、今回は長持ちさせたいとのこと。
お客様のご要望から既存屋根の上から新しい屋根材を設置する「カバー工法」での屋根修理を提案をさせていただきました。
屋根材は「タフワイド」を使用しています。
▷参考記事：屋根のカバー工法とは？特徴やメリットなどを徹底解説
施工前
築25年のお住まいで、スレート屋根の一つ、コロニアルをご使用になられていました。
10年前に一度メンテナンスで塗装はされていたそうです。
しかし、すでに全体的に色が薄くなっており、全体的に錆びやカビが広がっているのが見受けられます。
また、屋根材と屋根材の隙間にも汚れや微細なごみが溜まり、全体的に劣化しているのが分かります。
▷参考記事：スレート屋根ってどんな屋根材？特徴やメリット、メンテナンス方法を徹底解説
大屋根
棟板金撤去
まずはじめに、ビスが浮いていたこちらの棟板金を撤去していきます。
撤去すると、腐食して柔らかくなっていた貫板が出てきました。
貫板は棟板金を固定するための下地の板ですが、こちらが腐食してしまうと、ビスを固定することができずに、緩んでしまいます。
また、家前がバス通りということもあって、交通量も多く、車やバスが通ることで振動の影響も受けていたようです。
このまま放置すると、台風などの強風時に棟板金が外れ飛散してしまう危険性も。
防水シート設置
既存屋根の上から新しい防水シートを設置していきます。
こちらは田島ルーフィングの「タディスホワイト」を設置しています。
屋根葺き＜タフワイド＞
防水シートの上から新しい屋根材「タフワイド」を設置していきます。
タフワイドは月星商事株式会社が製造している屋根材で、軽量なガルバリウム鋼板でできています。
軽量のため耐震性にも優れているうえ、既存屋根の上から新しい屋根材を設置するカバー工法でも建物の負担をかけずに使用していただけます。
▷参考記事：「MSタフワイド」の特徴は？メリット・デメリットや費用相場などを解説
下屋根
防水シート設置
下屋根も大屋根同様、既存屋根の上から新しい防水シートを設置していきます。
屋根葺き＜タフワイド＞
こちらも新しい屋根材「タフワイド」を設置しました。
これにて完工です。
担当者のコメント
このたびは「川崎市屋根修理マイスター」へご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
ご使用になられていたコロニアルの屋根は塗装によるメンテナンスが定期的に必要な屋根材です。
塗装することで防水性能を持たせ、屋根の大敵、雨水を弾くことができ、耐用年数を引き延ばすことができます。
しかし、25年を過ぎると、ひび割れや反りなどの劣化症状が増え、屋根修理の必要性が出てきます。
何かしら劣化症状がみられましたら、ぜひ早めの点検、メンテナンスをご検討ください。
屋根のことでお困りごと、ご心配ごとがありましたら、お気軽に「川崎市屋根修理マイスター」へご相談ください。
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