ご依頼のきっかけ・ご提案
「瓦棒」とよばれる屋根の傾斜に沿って棒のような木材を並べてその上から屋根材を固定されている「瓦棒葺き」の屋根でしたが、横から打っている釘が錆びたり、浮いてしまっているところがありました。
下塗りとして錆止めの塗装を行ったうえで、屋根塗装をさせていただきました。
施工前
瓦棒の横から釘が打たれていましたが、その釘が浮いてしまっており、錆なども目立っています。
瓦棒はの屋根は、棟から軒までの長さの角木材を一定間隔で設置し、それを土台として、その上から金属板をかぶせていく「瓦棒葺き」とよばれる工程で施工されます。
使用する金属板によって瓦棒の違いますが、耐用年数は、トタン瓦棒だと25年から30年ほど、ガルバリウム鋼板瓦棒だと30年から35年ほどです。
経年劣化によって錆などが発生していきますので、定期的な塗装が必要となります。
▷参考記事:瓦棒葺きとは?メリットやデメリット、メンテナンス費用などを解説
▷参考記事:トタン屋根の張り替え方法と費用相場を解説!
施工中
下処理
最初にケレン作業をおこなっていきます。
でこびりついた汚れや、錆を徹底的に取り除き、塗装面を平らにしていきます。
下塗り(錆止め)
下塗りとして、錆止め下塗り剤を塗布していきます。
最初の下塗りで、塗装面を滑らかにし、上塗り材の密着性を高めるだけでなく、錆止め効果のある錆止め塗料を使うことで、錆びの進行を抑え、新しい錆が発生しないようにすることができます。
中塗り・上塗り
中塗り・上塗りをおこないます。
繰り返し行うことで、塗膜の厚みがでるので、ムラのないきれいな仕上がりになり、かつ、耐久性を高めることができます。
施工後
これにて完工です。
塗装をおこなうことで、屋根の印象が一新され、とてもきれいな屋根になりました。
担当者のコメント
このたびは「川崎市屋根修理マイスター」へご依頼いただき、誠にありがとうございました。
瓦棒の屋根が経年劣化で釘が浮いてしまい、錆なども多数発生している状態でしたが、塗装をおこなうことで、きれいな状態が復活いたしました。
瓦棒は、錆を放置してしまうと、いずれ穴が開いて雨漏りを引き起こす原因となります。
しかしながら、錆が大きく進行する前であれば、錆止め効果の塗装をすることで、錆を食い止め、耐久年数を延ばすことができます。
特にトタン瓦棒をご使用の場合は、ガルバリウム鋼板よりも錆びやすいので注意が必要ですので、錆びにお気づきなりましたら、まだ大丈夫と判断せず、早めに塗装をご検討ください。
川崎市で屋根のことで、お困りごと、ご心配ごとなどがありましたら、お気軽に「川崎市屋根修理マイスター」までお問い合わせをお待ちしております。
▷参考記事:錆びたトタン屋根の修理方法は?費用を安く抑える方法や業者を選ぶコツまですべて解説
コメントを残す